家出を決意した

自分が家出をしたいと思い始めたのはいつだろうか。おそらく、中学生の頃からかもしれない。自分は自分のPCが欲しかった。お金はあった。なのに、親の介入や監視が激しく、家族の共有PCで時間制限付きで長時間作業させてくれなかった。ふざけていた。ブチ切れた。おそらく、これが長い長い親との戦いが始まったからだと思う。

自分は親と戦った。おそらく、戦いを始めたのは中学2年生の時だ。当時はイーモバイルと抱合せのモバイルPC的なものが流行っていて、情弱過ぎた自分はゴミスペックマシンを買ってしまった。それでも嬉しかった。いつでもPCが使える。幸せだった。

毎日深夜にひっそりとPCを使った。しかし、長くは続かなかった。親のIT知識は、最近話題のK以上であり、ログを監視していて夜間はインターネットアクセスできないように制限する、Wi-FiのPWを変更する、MAC Address制限をするといった行為をしてきた。自分は対抗した。MAC Address制限なんて余裕で突破できる。MAC Addressを共有PCのに偽装して、深夜もPCを使った。

終盤は、物理的な攻撃を受けた。ルーターを親が回収してインターネットアクセスできないようにするといった方法だ。困った。自分でルーターを買い、ルーターを接続してインターネットをした。当時は今のような手軽に未成年でも契約ができる格安通信もなく、野良Wi-Fiも残念ながら自宅周りに飛んでいない、飛んでいても電波が弱すぎて...という感じだった。

最終的に、自分は敗北した。負けたのだ。親にPCは回収され、たくさん買ったルーターは処分された。つらかった。ひどかった。最悪だった。最低の家だった。

それから、自分は昼夜逆転してしまった上に成績不振で苦しんだ。何とか挽回して、自分が志望する高校へ入学することになったのである。

その後、親との戦いは終わりを迎えた。自分はiijmioをひそかに契約した上で、スマホヤフオクで調達して快適な生活を送っていた。時代はインターネットだ。インターネットと自分は一緒に生きている。

しかし、iijmioはゴミだった。というよりも、自分がしくじった。クレカを成人になるまで作らせてくれなかったので、Vプリカiijmioを契約したのだが、Vプリカが規制された上にチャージ金額が底をついて、一通の手紙が家に届く。これが阻止できればよかったのだが、親に見つかって悲惨な目にあった。ひどい。ひどすぎる。

その後はコンビニWi-Fiをはしごするというなんとも惨めな生活を送っていた。 親にまた敗北した。親はふざけてる。

そして、大学受験で見事敗北した。浪人生活で、自分はひそかにPCを買って喫茶店で作業をしていたように思う。作業内容は秘密だが。 浪人生活は本当に楽しかった。勉強なんてしなかった。PCでコーディング的なことをしていたりとか、この時間があったこそ今の自分がいる。過去の自分に感謝だ。

大学に入り、親との戦いは終わりを迎えていた。諸事情により、リビングルームでPC作業するというルールに自分は合意した。自分の部屋は物置となった。

そして、今日。長い長い親との戦いに終止符を打つべく、きつい言葉を言って親を泣かせた。この気持ちはわからないだろう。親はこの記事を見てどう思うだろうか。Twitterを親が見ていることは知ってるぜ。鍵垢にしていないのは、親にも見てほしいからだ。ありのままの姿を。

ということで、家出を決意した経緯だ。いよは、自宅のインターネット回線がゴミなのに契約を変更しないとか、親がうるさいとか、まあ色々要因はある。それらの要因が重なり、そしてタイミングがやってきた。自分は散々苦しんだんだ。親は勝手に苦しんでいた。もう苦しむ必要ないよ。自分の世話をする必要はない。自分は自立できる。以上。